クーリングオフに似た制度により格安SIMのプランの解除をすることができる

格安SIMを購入する時にいろいろなトラブルがあったということもあって、2016年5月よりクーリングオフによく似た初期契約解除制度というものができました。これはSIMカードのプランに対してのみ書面にて契約解除ができる制度です。

クーリングオフと言えば訪問販売や通信販売などで聞いていたことと説明したことが違ってこんなはずじゃなかったという場合に、契約の解除をすることができるという制度です。格安SIMを購入する時というのは店舗で購入するのがほとんどで、実際にクーリングオフができるのかわからない人が多いでしょうから、今回はこの疑問に答えていきます。

クーリングオフに似た制度で解約は可能

格安SIMを購入して契約した時に、そのことに対する苦情が多くなったということもあって、2016年5月より格安SIMを購入する時に初期契約解除制度というクーリングオフに似たような制度が導入することになりました。

格安SIMの契約において説明不足があったり、電波の入り具合が悪い時などに業者の合意を前提とせずに、自分たちでプランを強制的に解約することができます。これはいつまでも解約できるというわけではなく、契約書面の受領日を初日として数えて、8日以内であれば解約することが可能です。もしこの制度を使って解約するならば、その間に氏名や住所、契約内容、初期契約解除制度を利用する旨の書面を通信会社に送付することになります。自分たちで書面を作って送付するという手間がかかります。

すべての場合で適用されるわけではないので注意したい

格安SIMを購入する時というのは本体のスマホと同時に購入することが多いのではないでしょうか。ただし、強制的に解約ができるのはSIMカードのプランのみとなり、スマホまで解約することはできないですので、そこのところは注意してください。

SIMカードのプランとはいっても2年縛りのように契約期間が拘束されているものが対象となりますので、契約期間が拘束されていないプランで契約を結んだ場合は対象にならない点に注意してください。なお、プリペイドSIMは対象外です。

契約解除することができたとしても、それまでに利用したサービス分については実費で支払う必要があります。通信費用は少なくとも1か月分の月額料金を支払います。使っていない場合であっても解除までに発生した料金については支払いが必要です。さらに、契約をした場合に発生した事務手数料も請求されることになります。